1.ヒバクシャ証言の航海

ニューヨーク報告④ 被爆体験の継承のさまざまな取り組み

22日の午後には、国連近くにあるジャパン・ソサエティ(日本人協会) で、高校生とヒバクシャの対話イベント・パネルディスカッションが行われ、その様子がウェブキャストで全世界に配信されました。このイベントには、ヒバクシャ・ストーリーズ・プロジェクト(キャスリン・サリバン氏主宰)と、国連のオンライン教育部門「サイバースクールバス」が関わっています。前もってウェブサイトでは高校生からの質問を全世界から受け付けており、会場を訪れていたニューヨーク市にある学校5校から200人ほどの高校生たちと合わせて、大変盛況な会でした。

まず、東アジア研究専門のオール博士が開会の辞で、あの日、この世の地獄を見たヒバクシャが凄惨な体験を乗り越え、赦しの心で生きてこられたことに対して敬意を表すると述べました。そして、ヒバクシャパネリストとして笹森恵子さん、サーロー節子さん、山本剛久さんの3人を壇上に迎え、高校生からの質問に回答をしてゆきました。会の模様はオンラインで全世界に中継され、また後日には日本語字幕がつけられるとのことでした。2時間があっという間にたってしまいましたが、笹森さんの「Let’s get moving!! さあ、いまこそ平和の為に動き始めましょう!」の声が高らかに最後を飾り、会場は割れんばかりの拍手でいっぱいでした。

(小松真理子)

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