第3回「ヒバクシャ地球一周 証言の航海」に参加して下さった児玉光雄さんが多くの新聞に掲載されました。児玉さんからご提供頂いた記事をご紹介させて頂きます。
(奥村早苗)
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高知新聞
核なき世界人類の岐路 新たな潮流とヒバクシャ
今年6月11日、北欧ノルウェーから海路西を目指す全長約240メートルの旅客船オセアニック号。デッキに立つと時折、冷たい霧雨が降り注ぐ。
同号は世界一周をしながら、平和活動を各地で進める「ピースボート」の愛称で知られる。16日に横浜港を旅立った旅客約850人が、北欧特有の地形フィヨルドを堪能した後、船内では英仏の国会議員やスタッフ、国連高官らが参加した洋上会議が始まった。
会議は、5月の核不拡散防止条約(NPT)再検討会議が最終文書で、核兵器の製造、保有を禁じる履く兵器禁止条約に初めて言及したこと受け、ピースボートを主宰する川崎哲が呼び掛けた。
川崎は核保有国と国連の関係者が同条約に関する議論を深めることで「核なき世界」を目指す政策形成への足がかりを築こうと考えた。3日間の会議初日となるこの日、同乗する被爆者が自らの体験を証言した。
「原爆の本当の怖さは、放射線。爆心から1キロ以内で被爆すると、染色体異常すら起きる」。参加者の鮮烈な印象を与えた被爆者はいた。爆心から約850メートルの旧広島県立広島第一中学校で被爆した児玉光雄(77)だ。
児玉は日米出資の財団法人、放射線影響研究所で撮影した地震の染色体の写真を見せながら、後世への遺伝的影響の懸念が消えない放射線の恐ろしさを訴えた。児玉はこれまで直腸、胃、甲状腺にがんを患ったほか、皮膚がんに何度も襲われ、15回も手術を受けた・・・・・・。
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静岡新聞
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東奥新聞
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中日新聞
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長崎新聞
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