3.核廃絶へのいろいろな動き

タヒチの核実験被害者と若者らが来日します

記者リリース
2011年1月10日

★船の入港の遅延により、18日に予定されていた記者会見は中止となりました。
19日のシンポジウムは予定通り開催いたします。(1月17日、ピースボート追記)

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タヒチの核実験被害者と若者らが来日

1月18日 4pm頃 船で来日 / 5pm- 来日会見 【事前登録12日締切】
1月19日 6pm- 東大シンポジウム
1月20~22日 広島・長崎

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NGOピースボートは、タヒチ(仏領ポリネシア)の核実験被害者や若者ら5
名をこのたび日本に招き、東京・広島・長崎でシンポジウムや交流会を行います。

これは、来る1月23日に被爆者9名を乗せて横浜を出航する第4回「ヒバク
シャ地球一周 証言の航海」に先だって行われるもので、タヒチの被害者や若者
らは、ピースボートの船に乗って1月18日に横浜に到着します。彼らは、NG
O「モルロアと私たち」のメンバーまた関係者です。

滞日中は、広島・長崎また第五福竜丸の被爆者と交流するとともに、次世代へ
の被害の記憶の継承や平和教育の課題などについて、互いの経験を交流させる予
定です。

同時期に、オーストラリアのウラン採掘問題に取り組む先住民の活動家や若者
らも来日します。タヒチからの訪問団と同行して広島・長崎を訪問するほか「ヒ
バクシャ証言の航海」にも参加します。ウラン採掘や核実験といった、核の製造
・実験過程における被害者と広島・長崎の被爆者が相互理解を深め、グローバル
・ヒバクシャとして「核なき世界」のための連帯をつくることが、このプロジェ
クトの目的です。

同航海には、長崎などからの高校生平和大使5名も参加します。若い世代の連
携も、大きなテーマになります。

【日程】

◆1月18日(火)
(午後2時 ピースボート横浜港帰着)
(午後4時頃 タヒチ訪日団、下船(予定))
午後5時~ 記者会見
横浜港大さん橋国際客船ターミナル内控え室
※みなとみらい線「日本大通り駅」3番出口より徒歩約7分
http://www.osanbashi.com/index.html

★★重要(事前登録について)
タヒチからの訪日団が船を下船するのは午後4時~4時30分頃を予定してい
ます(若干前後する可能性もあります)。下船風景を岸壁で撮影することは可能
ですが、港湾当局への事前申請が必要です。下船時の岸壁での撮影をご希望の方
は、以下の個人情報をそえて
【1月12日(水)午後5時まで】にお申し込み下さい。
氏名・自宅住所・電話番号・所属・生年月日
使用機材の事前登録が必要になる場合があります。個別にご連絡します。

◆1月19日(水)
午後6時開場、6時30分開始
東京大学(駒場)シンポジウム
「核の太平洋」は今  ~被害、運動そして継承~
場所:東京大学駒場キャンパス 18号館ホール(地図はこちら)
報告:レジス・ハアマルライ・グディング (元タヒチ核実験場労働者)
ヘイアバ・ミルナ・ルノアール (「モルロアと私たち」メンバー)
特別発言:大石 又七 (元第五福竜丸乗組員)
デラ・レイ・モリソン (西オーストラリア非核連合)
など
言語:日本語・フランス語
事前申込必要が必要です
(取材・撮影目的の方は申込の際そのように書き添えてください)
詳細はこちらから↓
http://hsp.c.u-tokyo.ac.jp/symposia.html#2011sp1

◆1月20日(木)~21日(金)午前  広島
◆1月21日(金)夕~22日(土)   長崎
(詳細はお問い合わせ下さい)

◆1月23日(日)
第4回「ヒバクシャ地球一周 証言の航海」横浜出航(午後2時予定)
(出航会見の詳細は別途お知らせします)

■滞日中、訪日団メンバーらとの個別インタビューなどを希望される方は、あら
かじめご連絡下さい。

■タヒチからの訪日団の顔ぶれ
レジス・ハアマルライ・グディング(56)男性
「モルロアと私たち」評議会メンバー、核実験場の元作業員
へイアバ・ミルナ・ルノアール(33)女性
「モルロアと私たち」スタッフ
マルク・ピュジベ、男性
青年団体コーディネーター、教会主宰の太平洋地区青年団代表
テヴァ・ドゥーム(29)男性
アラン・テアヌアヌア・グディング(22)男性

■連絡先
ピースボート事務局
担当:石井、上
pb.hibakusha.pacific[a]gmail.com
TEL:03-3363-7561
FAX:03-3363-7562

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