去る4月6日、長崎国際放送(NIB、日本テレビ系列)の夕方のニュース番組「new every.」で、第1回おりづるプロジェクト参加者の森喜代子さんを取材した特集「魂の安息所 住吉トンネル」が放映されました。「被爆66年 あの日の記憶」というシリーズの一環です。
森さんは当時女学生で、住吉のトンネル工場で魚雷を作りの仕事をさせられていました。そうした中で原爆に被爆しました。このトンネル工場は長く人々の記憶から忘れられ、語る人も少なくなっていましたが、市民運動のすえに昨年から被爆遺構として保存・公開されるようになりました。特集では森さんが住吉トンネルを訪ね、当時を振り返り、思いを語っています。
また、それまで体験をあまり語ることのなかった森さんが、おりづるプロジェクトで世界を回る中で、活動をしていこうと考えるようになったことも紹介されています。(川崎哲)
住吉トンネル工場について、詳しくは2010年元旦の長崎新聞の記事(こちら)をご参照下さい。
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