アメリカ・ニューヨークで、広島・長崎の被爆者が市民、国連関係者、高校生などに証言をし、そこから「二度と原爆が使用されない、核のない世界を築くアクションにつながるように」との願いで行われている『ヒバクシャ・ストーリーズ(http://www.hibakushastories.org)』。12月3日、2011年12月プロジェクトが始まりました。
プロジェクトの趣旨を説明するキャスリン・サリバン
このプロジェクトは、ニューヨーク在住の国連軍縮教育アドバイザーでもあるキャスリン・サリバンさんが中心になって進めており、ピースボートの呼びかけと現地のユース・アーツ・ニューヨーク(Youth Arts New York)の協力で始まりました。今までに50校以上で6000人以上の高校生に証言を届けています。
今回は、第4回おりづるプロジェクトの被爆二世・阪口博子さんが日本から、第1回おりづるのサーロー節子さんがカナダから、山下やすあきさんがメキシコから参加されています。
被爆者健康手帳と保険証を見せる山下さん
国連の職員、インターン、高校生の前で証言をしています。
国連職員への証言会
コロンビア・セカンダリー・スクールでは250人以上の生徒と先生が集まりました
生徒からも活発な質問が出ました
2011年5月のプログラム報告はこちら
(渡辺里香)
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