調布で行われる映画上映と講演の集いのご紹介です。
映画「ひろしま」は、被爆後8年が経過した広島で9万人の市民がエキストラ出演などで協力して作られたものですが、被爆のシーンがあまりにもリアルだったので、大手の映画配給会社がアメリカ政府との軋轢を恐れて興行にかけなかったものだということです。山田五十鈴、月丘夢路といった当時のトップ女優たちが出演。約50年間、倉庫で眠っていたこの映画は、助監督としてこの映画の製作に参加した人を父に持つ映画人の手によって生き返りました。
3.11後の今こそ多くの人たちに見てもらいたいということで、上映運動が進められています。
10月21日(日)の上映会は、調布の実行委員会が主催し、「高木仁三郎記念ちょうふ市民放射能測定室」が共催です。
原子力資料情報室の伴英幸さん、福島からの声として大賀あや子さんが講演し、肥田舜太郎さんのビデオメッセージもあります。
詳しくは以下のウェブサイトへ▼
http://chofu-lab.org/hiroshima/
(川崎哲)
報道:
1953年製作 映画「ひろしま」 放射能の怖さ知って
東京新聞 2012年10月8日 朝刊
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