被爆者代表団は9月15日までにイスラエルでのプログラムを全部終了し、本日9月16日に空路エジプトのカイロに入りました。昨9月15日の夜には、イスラエル軍縮運動の中心メンバーのシャロン・ドレフさんが友人宅での夕食会に招いてくださり、同運動のメンバーやボランティアたちと交流を深めることができました。下の写真は夕食会で感謝の辞を述べる三宅信雄さん。左は、今回日本語とヘブライ語の通訳をしてくださったエフラト・マチカワさんです。
夕食会は、テルアビブのラビン広場近くのマンションの屋上で開かれました。ここは市役所の前にある、1995年11月4日にラビン首相が暗殺された広場です。その夜は30万人規模の平和集会が開かれており、そこに参加していたという当時30代だった男性が広場を案内してくれました。当時の和平への期待、平和集会の盛り上がり、暗殺が起きたとき生々しい様子、人々の動揺、その後の政治的展開への失望など、貴重な話が聞けました。写真は、ラビン暗殺の場所のモニュメントです。
被爆者一行は、9月18日にエジプト・サファガ港からピースボートに乗船します。
「Times of Israel」紙に、まとまった記事が載っています。
Hiroshima survivors silence Israelis with personal tales of the bomb that ‘keeps killing’
By Michal Shmulovich September 16, 2012
The Times of Israel
(川崎哲)
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