3.核廃絶へのいろいろな動き

外務政務官「若い世代が核兵器の非人道性を世界に発信できるように」と軍縮会議で

去る2013年1月30日~2月1日に開催された国連軍縮静岡会議における若林外務政務官の冒頭挨拶の全文が外務省のウェブサイトに載っています。(全文はこちら:第24回国連軍縮会議in静岡」における若林大臣政務官冒頭挨拶 2013年1月30日)その中から、被爆体験の継承に関する部分を抜き出します。

 我が国は,核兵器使用の人道的結末をどの国よりも深く理解する国です。唯一
の戦争被爆国としての経験を世界と後生に伝えていくことは,我が国の使命であ
り責務であると確信しています。我が国はこれまでも,核兵器使用の悲惨さを世
界に伝えるべく,非核特使を派遣したり,被爆証言を複数の言語に翻訳し,国際
社会に発信するなど,様々な努力を重ねてきています。その一方で,被爆から67
年を経て,被爆証言の担い手を若い世代へと継承していくことが課題となってい
ます。2010年以降,これまでに延べ88名の被爆者の方々に非核特使として,国内
外において貴重な被爆体験を語っていただいています。今後は,この活動に加え,
高校生や大学生といった被爆を経験していない若い世代にも,様々な国際的な場
面で,核兵器使用の悲惨さや非人道性,平和の大切さを世界に発信していただく
機会を設けるなど,被爆体験の継承を図る方策を関係者の方々と共に検討してま
いります。

このように政務官は非核特使について「これまでのべ88名」が活躍したことに触れており、また、今後は「高校生や大学生といった被爆を経験していない若い世代にも,様々な国際的な場面で,核兵器使用の悲惨さや非人道性,平和の大切さを世界に発信していただく機会を設ける」としており、「被爆体験の継承を図る方策を関係者の方々と共に検討」
していくとされています。被爆第一世代だけでなく、より若い世代が被爆経験を世界に発信していけるようにするという姿勢は重要で、注目に値すると思います。非核特使の制度を発展させて、若い世代の非核特使のような制度をつくることができるはずです。(ピースボート 川崎哲)

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