12月13日、衆議院第一議員会館にて「核軍縮・不拡散議員連盟(PNND)日本」の第9回総会が行われました。
「核軍縮・不拡散議員連盟(PNND)日本」とは、核軍縮を政策に反映させるための国会議員による国際ネットワークの日本支部のことで、超党派の議員連盟です。
9回目となる今回の総会には、会長の河野太郎氏(自由民主党)をはじめ7~8名の議員が出席。総会の後の記念講演には、メディア関係者や大学関係者、弁護士、一般市民など約15名が参加していました。
記念講演では、PNNDのグローバル・コーディネーターである、アラン・ウェア氏がゲスト・スピーチを行いました。アラン氏は、軍縮・軍備管理に関するニュージーランド諮問委員会メンバーであり、長年の平和教育・軍縮における取り組みが評価され、2009年には第二のノーベル賞とも言われる、ライト・ライブリフッド賞を受賞している方です。また、以前ピースボートにも水先案内人として乗船していただいたこともあります!
ゲスト・スピーチを行うアラン・ウェア氏
(PNNDグローバルコーディネーター)
スピーチでは、現在の核軍縮における国際動向や、今後の展望などをお話しされていました。印象的だったのが、今後の活動において、宗教指導者をいかにまきこんでいけるかが大きな鍵を握っているそうです。
2015年、被爆70周年およびNPT再検討会議に向けて、世界的にも核廃絶に対する機運が高まっている中、具体的に政策として反映させるために議員の皆さんと連携していくのはもちろん、その他様々な分野で活躍する人々と協力していく必要がありますね。
(ピースボート 古賀早織)
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