みなさま、こんにちは。梅雨の季節となりましたが、いかがお過ごしでしょうか。
6月7日(金)、7月に出航する第6回「証言の航海」の第3回目のオリエンテーションを行いました。来月に出航を控え、準備も大詰めとなった参加メンバーの動きを報告します!
午前中は、長崎原爆資料館に集合し、館内を見学しました。ガイドは第4回証言の航海に参加した、田崎昇(たさき・のぼる)さんです。
原爆資料館に集合する、第6回「証言の航海」の参加メンバー
原爆資料館館内を見学
とてもわかりやすく、田崎さんが説明して下さいました
続いて、爆心地公園へ移動し、公園を見学しました。
今でも、多くの修学旅行生がこの公園を訪れ、原爆落下中心碑に平和の祈りとともに千羽鶴が捧げられていました。
爆心地公園の中心碑の前にて集合写真
午後は、長崎県勤労福祉会館に移動し、昼食をとった後に船内企画の説明や、意見交換を行いました。
14時からは、証言練習会を行いました。長崎で被爆された3名の皆さんに、それぞれ10分で証言をしていただきました。それぞれ緊張の面持ちの中、地図を用いたり、準備をされた中から各々の言葉で体験を話してくださいました。
池田昭(いけだ・あきら)さん/被爆当時13歳
大村和子(おおむら・かずこ)さん/被爆当時17歳
宮田隆(みやた・たかし)さん/被爆当時5歳
先輩被爆者の皆さんも、証言会を聞きに沢山集まっていただきました
3名の証言が終わったところで、過去5回の「証言の航海」に参加したことのある先輩被爆者の皆さんにアドバイスいただきました。
先輩被爆者の皆さんからアドバイスをいただきました
特に、第6回の参加者から先輩被爆者への質問が飛び交いました。
「若者に興味をもってもらうには、どのような企画をしたら良いか。」
「寄港地で証言をした際に、どんな質問をよくされたのか。」
など、多くの質問についての意見交換がされました。とても貴重な時間となりました。
その後、岡まさはる記念 長崎平和資料館に移動し、館内を見学しました。
岡まさはる記念 長崎平和資料館の館内を見学
見学後、お互いの感想を聞いたり、意見交換をしました
日本が行った加害の歴史を学ぶ事で、第6回証言の航海で訪れるアジア諸国では、どう証言をしたらよいのか、館内を見学してどう感じたのか、見学後は参加メンバーで感想を聞いたり、意見交換をしました。
オリエンテーションの後は、近くのお店でおりづる交流会を行いました!今までおりづるプロジェクトに関わってくださった皆さんが集まり、来月の出航に向けて励ましの声がかけられたり、思い出話で盛り上がったりとアットホームな交流会となりました!
オリエンテーションの後は、恒例のおりづる交流会
総勢27名の方にお集まりいただきました!
第6回証言の航海のオリエンテーションは、今回が最後となりました。
広島・長崎のオリエ
ンテーション共に、多くの先輩被爆者の方にお集まりいただき、協力をしていただきました。おりづるプロジェクトは、皆さんに支えられて活動する事が出来ています。
本当にありがとうございました!
いよいよ出航は2013年7月18日、参加メンバーは横浜港を出発します!みなさま今後とも応援のほど、よろしくお願いいたします。
(おりづるインターン 栗原恵美)
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