1.ヒバクシャ証言の航海

【イベント報告@長崎】おりづるセミナー『被爆70年 市民の手で核兵器を禁止しよう!!』

2月4日、長崎にて、おりづるセミナー『被爆70年 市民の手で核兵器を禁止しよう!!』を行いました。

朝日新聞などにも告知記事を掲載頂き、約50名の方にご参加頂きました。

今回のイベントでは、昨年12月にオーストリアのウィーンで開催された「核兵器の非人道性に関する第三回国際会議」の内容を盛り込んだ「世界の核の動き」の最新情報とともに、被爆70年となる2015年の展望をピースボートの川崎が報告。

ピースボート川崎より最新の核の動きを報告

また、おりづるプロジェクト担当 中田智子(なかた のりこ)より、「ピースボートの取組と課題」として、ピースボートというNGOの船旅の中でのおりづるプロジェクトの活動についてお話させて頂きました。

ピースボート中田より「ピースボートの取組と課題」

ピースボートの取組のひとつとして、<ピースボート日韓クルーズ PEACE&GREEN BOAT2015>の長崎寄港について紹介。
2015年8月9日に、長崎にピースボートが寄港します。

被爆70年のその日。長崎の市民の皆さんと一緒に、原爆の歴史を振り返り、核のない未来について考えましょう。

2014年秋の長崎寄港時の様子

そして、第8回「証言の航海」に参加が決まったユース2名が、意気込みをスピーチしました。
1人目は、横浜市在住の、21歳。
大学で核問題に取り組むサークルに所属したことがきっかけで、原爆について学ぶ為に長崎によく訪れるようになったという鈴木さん。「被爆者ひとりひとりの経験を大切にし、沢山の人が感心を持つよう働きかけたい」と語りました。
WHAT’S YOUR PEACE?」というプロジェクトにも参加している鈴木さん。日々の活動で感じた、継承への危機感を証言への航海へ繋げます。

鈴木慧南(すずき けいな)さん

2人目は、京都市在住の岩本麻奈未(いわもと まなみ)さん、21歳。
幼い頃から戦争の問題への関心が高く、一人の被爆者との出会いから、核問題に強い関心を持った岩本さん。「芸術の可能性を広げ、絵や音楽など、言葉を越えた平和への動きを作りたい」と語りました。自身も大学では芸術学部を専攻。平和への新たな表現に期待です!

岩本麻奈未(いわもと まなみ)さん

今回は、約15名の地元高校生も参加。
普段から高校生1万人署名活動をされている高校生の皆さん。川崎の講演を受け、積極的に質問します。

質問をする高校生の皆さん

今回参加頂いた皆さんは、被爆者の皆さんや核廃絶への活動をされている方。そしてユース、高校生と、まさに継承のバトンと核廃絶を考える場となりました。

ピースボート 中田智子

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