1.ヒバクシャ証言の航海

『世界で伝える意味~報告会@東京~』

地球一周の旅を終えて1週間足らずの7月31日。 第8回「ヒバクシャ地球一周 証言の航海」19カ国25都市にて証言を行ってきた活動の日本での初報告を、東京の代々木オリンピックセンターで行いました。

少し遅れましたが、当日の様子をレポートします! 100人もの方が集

まってくださり,まずは川崎さんから「核兵器の今の情勢」についてお話ししてもらいまし

た。 世界にある核兵器の数は、最新の情報だと15700発ほどだそうです。少しずつで

はありますが、数が減っていることは核兵器廃絶に向かっているのだなと嬉しくもありま

したが、同時にまだまだ廃絶までは程遠いのだなと認識させられました。 終戦70年の

今年5月、核不拡散条約(NPT)再検討会議では残念ながら最終文章を採択できない

まま終わりましたが「核兵器廃絶への各国の意識が強くなっている。今が大事な時で

す。」と、川崎さんの言葉に力強いものを感じました。 そして、次にゲストの笹森しげ子

さんによる「世界で語る意義」についてのお話しを伺いました。 そして日本での初お披

露目! 映画監督のエマが4カ月をかけて創った、第8回「ヒバクシャ地球一周 証言の航

海」のドキュメンタリー映像を観てもらいました。 そのあとは、今回の地球一周に携わっ

たこの5名での対談です。 実際に地球一周してきたヒバクシャの三宅さん、小谷さん。

そして、ユースの橋本。ピースボートの渡辺里香さん。一般参加者として乗っていて、お

りづるパートナーとして参加してくれた、堀越さん。世界でどんなことを伝えてきたのか、

どんな反応があったのか、世界で証言することの難しさなどを、ヒバクシャのお二人から

語ってもらい、船内での活動などを橋本と渡辺さんで報告。 その活動に参加して、そし

てヒバクシャに、おりづるプロジェクトに出会ってどうだったか。こらからどうしていくの

か。を、パートナーの堀越さんに語ってもらいました。 会の最後には、船内のおりづる劇団でも行った《集団朗読「伝えたいあの日のことを~僕らの想い 未来へ向けて~」》を、ヒバクシャ・おりづるパートナーと一緒に朗読しました。この朗読実演を通して、僕ら

がヒバクシャと関わり、どう変わったのか。そして、これからの未来をどう創っていこうと

思っているのかを、伝えました。 終戦70年目の節目に、僕らが世界で行ってきたことを

伝え、日本のみんなと共に平和について考える有意義な時間でした。

(おりづるユース 橋本昭博)

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