2015年11月14日、千葉県八千代市と共催で
「ヒバクシャ地球一周 証言の航海 帰国報告会 ~八千代から世界へ 世界から八千代へ つながる平和の願い~」を開催しました。
同市は、平和教育や学生への被爆証言など日頃から積極的に活動が行われています。また、2011年に原発事故で避難している福島県南相馬の中学生と一緒にピースボートに乗船してくださった中村紘さん(詳しくはこちら)が原爆被爆者の会の会長を務められています。今回は八千代市の秋葉就一市長と市の国際推進室のみなさんが全面的な協力してくださったおかげで、開催が実現しました。
(左から)ユースの橋本昭博さん、八千代市原爆被爆者の会会長・中村紘さん、第8回参加の小谷孝子さん、八千代市の秋葉就一市長、ピースボートの渡辺里香
まず、ピースボートの渡辺より、おりづるプロジェクトの紹介と今回の地球一周の証言の成果を紹介させていただき、記録ドキュメンタリー映像も上映しました。
ドキュメンタリー映像「過去と今の対話」
当日は、秋葉市長が最初から最後まで同席してくださいました。同市の被爆者で第8回プロジェクト参加者の小谷孝子さんの証言を聞いたことで「世界に平和の思いを届けたい」との思い、500枚のメッセージカードを小谷さんに託した萱田中学の学生。彼らの平和への取り組みを紹介し、メッセージが19カ国25都市の人々に届いたことを報告しました。
萱田中学の学生が平和への取り組みを発表
また、第8回にユース非核特使として参加した俳優の橋本昭博さんの演出で、中学生が被爆体験を聞いて感じた思いを朗読劇にもしました。
「中学生の思いが形となり、世界を周り、帰ってきて実を結ぶ。」これからもこのようなつながりをたくさん作っていきたいと思います。
朗読に挑戦する中学生
ピースボート 渡辺里香
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