先日の3月27日(日)に、広島にて「ユース非核特使OB・OG広島フォーラム」が行われました!
ピースボートからは、83回クルーズ(第7回おりづるプロジェクト)のユース福岡奈織と、浜田あゆみ、そして87回クルーズ(第8回おりづるプロジェクト)のユース岩本麻奈未が参加しました。
ピースボートのおりづるプロジェクトを紹介する福岡さん
第一部と第二部に分かれ、第一部では岸田文雄外務大臣の挨拶、高校生平和大使と中国新聞ジュニアライターによる岸田外務大臣へのG7外相会合に向けての要望が伝えられました。
そこで岸田外務大臣は、「ユース非核特使国際ネットワーク構想」と、1000名以上の世界各国の方々を広島や長崎に招致する計画を発表されました。
発言される岸田外務大臣
外務大臣の挨拶は以下から全文お読みいただけます。http://www.mofa.go.jp/mofaj/dns/ac_d/page4_001897.html
また、松井一實広島市長の挨拶もありました。
第二部では、それぞれのグループの活動紹介と、パネルディスカッションが行われました。アメリカの学生からのメッセージもビデオで公開されました。
私たちおりづるプロジェクトは、83回(第7回おりづるプロジェクト)、87回(同8回)で実施したクルーズでの活動を紹介しました。
83回で行われた、被爆証言を聞いたことのない若者にアプローチする「被爆者の孫になろうプロジェクト」で生まれた多様な「継承」の方法、また87回で実施した、演劇やアニメーションなどの若者独自の特技をいかした「継承」の実践などの紹介も行いました。
また、パネルディスカッションではG7に向けて期待することも一人一人に質問され、福岡奈織は「原点に立ち返ること、広島長崎の経験を過去のことと置き去りにしないで未来に向かうことを求める」と意見も述べました。
ユース3人@パネルディスカッション
さて、私たち3人は83回クルーズで乗船し(岩本さんは83回で一般乗客として、87回でユースとして乗船)一緒に世界を旅してきましたが、こうして船を降りてからピースボートの活動報告を行うのは2年ぶりでした。
外務省関係者や沢山の報道陣、また高校生や大学生の言葉のパワーに圧倒され、芸術家気質の私(浜田)や岩本は多少まごつきながらも、自分たちの活動については自信を持って発言できたのではないかと思います。
岸田外務大臣が発表されたネットワーク構想も大変楽しみで、個々の活動が繋がりを得ることでお互いがお互いを刺激し合い、全てのユースが望む「核のない世界」への取り組みがより深く・広くなっていくのではないかと思います。
こうしてこのフォーラムを通じて、他の団体の活動を知れたことも大変勉強になりました。
これからのユース非核特使の制度がどう拡がっていくのか大変楽しみですし、自分のその一端を担えたことを大変誇りに思います。これらのピースボートおりづるプロジェクトも応援しています!
<次回のユースも大募集しています>
締め切り:2016年4月20日(水)
詳しくはこちら
ご応募、お待ちしています!
(第7回おりづるプロジェクト ユース浜田あゆみ)
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