1.ヒバクシャ証言の航海

長い友好の歴史を持つ国@ポルトガル

下記にありますように、メディアからの取材を受けて証言を語られている部分が、ネット上にてニュースや写真とともに、音声で配信されています。
1、下記をクリック

http://www.tsf.pt/sociedade/interior/sobreviventes-de-hiroshima-e-nagasaki-a-historia-nao-pode-repetir-se-8486159.html

2、写真の下にある
「Ouça a reportagem de Rute Fonseca」

をクリック

3、出て来る画面の△をクリック

以上になります。
お二方のお話が、翻訳されつつ流されております(約8分30秒)ので、ぜひぜひご覧ください。(ピースボート 佐久間)

————————

皆さん、こんにちは。おりづるプロジェクトの担当の野口香澄です。

5月18日(木)、ポルトガルのポルトに寄港し、証言会を行いました。

ポルトはピースボートとしては初めての寄港となりました。おりづるプロジェクトでは、代表団として、三瀬清一朗さんと土田和美さんと私野口がポルト大学に赴き、証言を伝えてきました。

会場に着いて早々、メディアからの取材を受けました。
カメラの前での取材にも皆さん慣れてきたものの、質問される内容としては「北朝鮮の核の脅威に関してどう思いますか?」といったような鋭い質問に対し、悩みながらも答えていました。


取材を受ける三瀬さん

そしていよいよ、証言会です。
当日は、学生・教授・ジャーナリストなど総勢60名近い方々が聞きに来てくれました。

証言会では、長崎で被爆された三瀬清一朗さんが証言を行いました。
長崎出身の三瀬さんにとって、ポルトガルと長崎はヨーロッパの中で最も長く友好の歴史を持つ国の1つであり、長崎市とポルト市は姉妹都市提携を結んでいるということもあって、証言にも力が入ります。

写真を使いながら当時の自分の身に何が起きたのか、家族のこと、そして平和のことについて話をしました。
最後には「平和は人類共通の世界遺産であり、核兵器で平和は築けないということを、被爆者は嫌と言うほど体験しております。だからこそ今、核廃絶を訴えているのです。」と、平和への願いを込めて締めくくりました。


会場の雰囲気


証言をする三瀬さん

次に、広島で被爆した土田和美さんがポルト市民へ向け、核兵器禁止条約への賛同を求めるスピーチをしました。
お父さんが原爆の影響で亡くなり、その後お母さんがどのくらい大変な思いをしながら自分を育ててくれたのかといったお話、それから原爆の熱線で大やけどをし、数日後に亡くなった少女の写真を映し出して、「この人があなたの愛する人であり、あなたの大切な人であったら、あなたは核兵器という大量破壊兵器を許せないはずです。」と涙ながらに語る姿は、心を打つものがありました。


スピーチをする和美さん

また、その後は核兵器廃絶国際キャンペーン(ICAN)フランスや核軍縮・不拡散議員連盟(PNND)で活動するJ-M.Collin(ジャンマリー・コリン)さんより、核兵器禁止条約・国連でのプロセス、ポルトガル、そしてポルトガル語を話す国の立場についての話がありました。

ポルトガルが核兵器禁止条約の交渉に参加することの重要性について、力強い訴えかけていました。


J-M.Collin(ジャンマリー・コリン)さんの講義

短い時間の中ではあったもののポルト大学の学生に向けて、自分たちの想いや考えをきっちり伝えられたと思います。

また、会終了後にわかったことですが、会場にはポルトガル大統領の側近である政府関係者がおり、ポルトガルが核兵器禁止条約の交渉会議へ参加すべきかどうかを判断する材料として、私たちの証言会を聞きに来ていたそうです。
私たちの活動によって、一つの国が大きな決断をすることにつながるかもしれないということは、今後の活動についてもより気を引き締めていくきっかけになりました。

次のフランスに寄港した際には、原発問題について学ぶツアーのなかで証言を行う予定です。
原発のある町に赴き、その場所で証言を行うというおりづるプロジェクトだからこそ、想いを伝えていきたいと思います。

ピースボートスタッフ 野口香澄

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