1/25、フリーマントル(パース近郊の港)二日目はノートルダム大学で交流会とシンポジウムを行いました。
前日に引き続き、日本とオーストラリアのヒバクシャが体験や思いを共有しました。
「子どもたちのいない村。若いひとのいない村。そんな村にこれからの発展はない。でも、若い人たちやこどもは村に戻るべきではないと思う」そう語る長谷川さんのうしろに、どれほどの想いがあるのか、計り知れません。
酪農を営んでいた長谷川さん。
被曝者になるなんて思いもしなかった長谷川さん。
いま、私の目の前で語る、ある日被曝者になってしまった長谷川さん。
どうして長谷川さんは被曝者にならなければいけなかったのか、そう考え始めると本当にやるせなくなりました。
そしてこの交流会の後、キャンパス内の教室でシンポジウムが行われました。
このシンポジウムでも様々なヒバクシャが体験や想いを述べて下さいました。
三宅さんの被爆証言と、今後の核兵器禁止、核兵器廃絶への期待を述べたスピーチの後、会場からは大きな拍手が湧き、長く続きました。
シンポジウムの後はノートルダム大学からピースボートの停泊していた港までピースウォークを行いました!
文・写真:安藤真子
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