1.ヒバクシャ証言の航海

【本船より】9月21日、マンサニージョ(メキシコ)で証言会を行いました

10月21日、今クルーズで国外最後の寄港地であるメキシコのマンサニージョにて証言会ならびにフェスティバルを行いました。

マンサニージョ工科大学で行った証言会には学生をはじめ約700人ほどが参加。メキシコシティでの証言会より同行してくださったメキシコ在住で長崎被爆の山下泰昭さんと、本船より長崎被爆の池田昭さんの2名が証言しました。

    ピースボートのおりづるプロジェクト
マンサニージョ工科大学の学生ら700名が参加

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証言をする長崎被爆の池田昭さん

被爆者の証言の後には、福島大学に通う佐藤知美さんより、いま福島に住んでいて感じていることを伝えてもらいました。今回の港が初めての証言の場となった佐藤さん。「福島の原発事故はまだ収束していません。なのになぜ原発は安全だということが出来るのでしょうか。」と会場に投げかけました。

証言後の質疑応答の際には、学生たちから「被爆者として(何か、誰かを)恨む気持ちはありますか」「世界中にいる被爆者との連携はどのようにとっていますか」など、活発に質問や意見が飛び交いました。

証言会の後は、港近くで行われた友好のフェスティバルに参加。この度、マンサニージョ市を含むコリマ州の全10市が平和首長会議に加盟したことを讃え、全市長へ長崎市長から頂いたレターと、故・山口仙ニさんの「ノーモア・ヒロシマ、ノーモア・ナガサキ、ノーモア・ヒバクシャ」のメッセージをそれぞれの市長へプレゼントしました。

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故・山口仙ニさんのメッセージ「ノーモア・ヒバクシャ」を
訴える長崎被爆の宮田隆さん

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新たに平和首長会議に加盟した市長と握手する宮田隆さん

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フェスティバルに参加するおりづる被爆者

ピースボート
古賀早織

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