広島で19歳のときに被爆して亡くなった米国生まれの河本明子さんが愛用していたピアノ「明子さんのピアノ」。とうとう、スタッフが対面してきました!
「明子さんのピアノ」の現在の持ち主である二口とみゑさんは、子どもや若い世代の人たちが、楽しそうに「明子さんのピアノ」を弾いて、「明子さんのピアノ」が優しい音色を奏でてくれることがとても幸せ、と語ります。
そしてその二口さんの言葉が印象的です。 「被爆体験を聞くことはとても大切なことだけれど、あまりに悲惨すぎる情景は、74年という時が経ち、いまお子さんたちには想像できない場合もあります。「明子さんのピアノ」の可能性は、子どもたちが音楽を楽しみながら「平和はこうやって作るんだね」と感じさせることができる、ということだと思います。そして、いまのお父さんお母さんも、被爆したときの怖さよりも、我が子を荼毘に付すのがどれほどつらいか、想像することができるのではないでしょうか」
2019年8月 東アジアクルーズ
この夏、ピアノの演奏を通して、平和へのメッセージを各地に届けていきます。あわせて、広島女学院大学所蔵の「被爆バイオリン」もこの船旅に加わる予定です。ご注目ください。 http://peaceboat.org/28324.html
クラウドファンディング
そして、 このプロジェクトを達成するためのクラウドファンディングを立ち上げました。クラウドファンディングは、資金のご協力をいただくことはもちろんですが、みなさんのプロジェクトとして作っていきたいという願いから立ち上げたものです。ぜひ、ご参加いただきますよう、お願いいたします!
https://camp-fire.jp/projects/view/143571
ピースボート 渡辺里香