3.核廃絶へのいろいろな動き

奈良教育大学付属小学校からの贈り物

1月22日、ピースボートの野々村修平と私、松村真澄が、奈良教育大学付属小中学校にて、ICAN(核兵器廃絶国際キャンペーン)/ピースボート/おりづるプロジェクトについて講演をしました。

講演前の緊張気味な野々村修平(ピースボートスタッフ)

午前中は小学6年生約80名、午後は中学生全校生徒560名が出席。これは2017年受賞以来、核兵器の問題や市民活動を身近に感じて欲しいという目的で行っている出前講座の一環で行ったものでした (https://peaceboat.org/26224.html)

メモを取りながら真剣に聞く様子

先月、1月に会った当時の6年生が一部作詞し歌った曲「この思いを未来へ」のCDと、”平和を願う”以上に”平和をつくる”ことにこだわって作った文集「平和 世界へ 未来へ」が、ピースボート事務局に届きました。歌には、「被爆者の声を聞いてみよう」「深く知ろう」という歌詞が取り入れられていて、文集には、修学旅行で広島に行ったときの経験をもとに、”平和の思い”が綴られています。

送られてきたCDと文集

歌詞 「被爆者の声を聞いてみよう」

文集のある作文「被爆者の声を聞く」

文集の中に、「『今』を考える」という文章がありました。
「ぼくは今が不安です。核兵器が何千、何万とあって、世界が壊れる気がします・・・

どこかの国が核兵器を持っているからもつのではなく、どの国も捨てるべきです。
それができていないのは、勇気がないからだと思います。でも、勇気を出して武器ではなく対話にする。ハードルを越えた先に、平和はあると思うのです(中抜)」
そして、核兵器禁止条約の批准を願い、この不安をなくせるよう自分も努力する、と締めくくっています。

奈良教育大学付属小学校6年生(当時)のみんなは、戦争や不平等に対抗できるのは、”言葉の力”だと気づいたそうです。そこから、伝えたいことを文集にし、歌にし、残していこうと取りくみました。

新型コロナのために休校続きだったの彼らは、学校再開となり、新しい生活に慣れるため日々頑張っていることでしょう。核兵器廃絶を一緒にめざすたくましい仲間ができた、そんな気持ちにさせてくれる歌と文集でした。
(ピースボート松村真澄)

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