少し遅くなってしまいましたが報告です。
先月27日おりづるユースの仲間5人とスタディツアーを行いました!
第1回ヒバクシャ地球一周参加者の橋爪文子さんを訪ねるフィールドトリップ。
体調を崩されており、外出はできないけれどぜひみんなと話したい!といってくださった
橋爪さんのお言葉に甘えてお宅にお邪魔してきました。
詩人でもあり旅人でもある文子さんのお話は、
67回クルーズに乗船する若者が多かった今回のメンバーにとってとっても刺激的だったようです。
言葉が通じない中で異国の地の人と出会い、
交流する中で、被爆の体験を伝え、平和へのメッセージを広める。
まさにピースボートが「ヒバクシャ地球一周 証言の航海」でめざすものです。
同時に橋爪さんのこれまで「生き残って」きた経緯を聞き、
その想像を絶する体験にびっくりもしました。
英語で被爆者は「Atomic Bomb Survivors」と訳されます。
まさに、文子さんたちは「サバイバー」なのだと実感しました。
8月14日に “Piece of Peace”というイベントを企画中の今回のメンバーは
自分たちがどういうメッセージを何を通して伝えたいかを真剣に考えたようでした。
音楽という1つのツールを使いメッセージを伝えたいと考えるメンバーは
橋爪さんが作詞の童謡の楽譜ももらいました。
14日のイベントにご期待ください!
形式にとらわれず文子さんの人生という枠組みの中での被爆の体験を聞くことができたのは
今回とってもよかったことではないかと思います。
また、意見が飛び交うシーンもみられ、
教育についてや家族との関係などみなで真剣に語り合うことができたのもよかったです。
またこのようなスタディツアーを企画・実行したいですね。
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