1.ヒバクシャ証言の航海

船内の活動報告:イスラエル・パレスチナの国際学生と交流!

おりづるユースの浜田あゆみです。久しぶりに、船内での活動の様子をご報告します!

【4月22日】
船には、アカバ(ヨルダン)からモトリル(スペイン)まで、乗船していたイスラエル・パレスチナの国際学生(インターナショナル・スチューデント)と被爆者の交流会を行いました!

まずピースボートスタッフのカレンが私達の活動の説明を行い、広島で16歳の時に被爆した李さんが被爆当時の様子をお話ししました。そして質疑応答でも、とても有意義な時間を過ごすことが出来ました。


交流の風景

学生たちから「原爆の威力や歴史的なことは帰国したあと調べることが出来る。しかし、被爆者の体験を生で聞くことは出来ないので、被爆体験をもっと聞きたい」と、この交流の時間をとても大切に思っている様子が伺えて、残っている時間めいいっぱい使って、被爆者一人一人が、被爆時の様子や被爆後の生活のことを丁寧にお話しました。

そして被爆者の「君たちは飢えで苦しんだことがありますか?」との問いに、パレスチナの学生が「あります。イスラエルが攻め込んできた時、冷蔵庫に食べ物がなく、水も十分になかった」とお互いの戦時中の苦しさを共感しました。そして、劣化ウラン爆弾が使用された経緯もあり、放射能が注目されている、と学生たちが発言し、被爆者の皆さんも学生たちもお互いに平和の念と放射能への意識を意見交換することが出来たようでした。

学生たちは下船する直前に行った活動報告会で、「何が一番この船の上のハイライトでしたか」との問いに、半分以上のメンバーが「被爆者の話を聞けたことだ」と言っていました。その言葉に、私達は大変意味のある活動をしているのだ、とあらためてプロジェクトの活動の重みを深く感じました。


一人一人にとって忘れられない時間となりました

【4月28日】

<おりづるプロジェクト紹介企画と若者の学び場>

船にアカバ(ヨルダン)から新たに300人の船旅参加者の皆さんが乗船したこともあり、もう一度紹介企画を、ということでおりづるプログラム紹介企画をしました!私となおちゃんがツアーガイドを演じ、「おりづるツアー」と称して今までの活動を報告しました。


ツアーガイドになるためには、まずはカタチから?!笑

紹介企画の中にヨルダンとコトルでの証言会の報告会も行い、観客の皆さんは盛り沢山の内容で、楽しんで頂けたのではないかと思います。


被爆者のメンバーからもご挨拶

発表会のデモンストレーションとしておりづるパートナー約20名の皆さんに集まって頂き、詩の朗読と歌を一緒に歌い、私の作ったユースの替え歌も披露しました。


おりづるパートナーの皆さんと集合写真!

また、同日(28日)の夕方、おりづるパートナーの26歳の女の子が企画してくれた「若者の学び場」では、靖国神社について船内に乗船している若い参加者の皆さんととディスカッションをしました。そもそも靖国神社に行けるのか?A級戦犯ってどういう漢字?合祀?分祀?政教分離?ってなに???

私たちユース二人は、乗船前に靖国神社を訪れ遊就館を見学し、簡単な勉強会を行っていました。そこで学んだ知識をもとに、分からない言葉を少しずつ噛み砕きながら、みんなで考える機会になってとてもいい会だったと思います。

「大人」の方も見に来て下さり、元外交官だという方が熱心に私達にお話しして下さったり、「何もわかっとらんな!」と途中で退席する方がいたり。色々なドラマがあった学び場でしたが、「無関心」そして「無知」のままではいけないんだな、と若者同士で共通の認識ができたと思います。

(おりづるユース特使 浜田あゆみ)

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<おまけ>
4月20日、コトル寄港時に船内で行ったピースイベントでの一幕。

ピースイベントでは、杉野信子さん(広島被爆、当時1歳)が、なんと英語で(!)証言をしたほか、ユースの浜田あゆみさんと福岡奈織さんが原爆をテーマにしたパフォーマンスを行いました。

パフォーマンスは、浜田さんが英語で演劇をする横で、福岡さんがヴァイオリンで効果音を出すというもので、二人にとっても初めての挑戦でしたが、終わったら会場から大きな拍手をいただきました!

もんぺは、プロジェクト被爆者の服部道子さんの手縫いのもの。なかなか似合っていますね。

(ピースボート 古賀早織)

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