ここ最近の報告会の様子を紹介します。
6月24日(水)
コーププラザ大宮「ステップワン学習会」での報告会
第1回「ヒバクシャ地球一周」に参加された土田和美さんと一緒に
報告会を行ってきました。
お母さんが中心のこの学習会に参加されていたみなさんは
とても関心が高く、土田さんの体験や旅でのエピソード、
また若者の視点からの意見・感想に熱心に耳を傾けてくれました。
7月10日(金)
この日は二カ所で報告会を行うことができました!
湘南工科大学
神奈川県の辻堂という駅の近くにあるこの学校で
60人ほどの生徒を対象に「ボランティア論」という科目の一環として
ピースボートおよび「ヒバクシャ地球一周 証言の航海」のプレゼンテーションを行ってきました。
このプロジェクトがボランティアという視点から眺めたときに
どうなるのかを考えながら話をすると新たな発見なんかもり、
おもしろかったです。
私にとってお金や時間の犠牲を払ってでも伝えたいメッセージが
被爆者の皆さんのメッセージであるのと同じように、
ボランティアというのはそういう強い思いから来ているのかもしれない
そして、もちろんボランティア活動そのものをするのも大事なことだけれども、
大切なのは、自分の仕事の中にボランティア精神を持つちょこっと取り入れるということかもしれない
と感じた。
平和の学び場コラボ21 ピースカレッジ09
世界は被爆者をどう受けとめたか ~ピースボートで世界をめぐって~
埼玉県浦和で行われているピースカレッジ
若者たちの平和への思いに応えうる「平和の学び場」づくりをすすめていくことが、
大人たちの責務であると考え、平和で豊かな21世紀への担い手を養成する学び場づくり、
出会い、新しい関係性をつくりだす学び場づくりを目指すのがコラボ21のピースカレッジ。
テーマに沿った連続講座という形式なのですが、
原水爆禁止世界大会プレ学習会被爆の実相を学び、核兵器廃絶への展望を探る
の2回目として私と第1回ヒバクシャ地球一周参加者の竹内康三さんで
講座を行ってきました。
写真などを使いながら寄港地や船内での活動について見せ、
また各国での反応をエピソードなどを交えながら話しました。
竹内さんからは今後被爆をどう若者に受け止め、伝えていってもらうかについて
力強いメッセージがありました。
私も常々思うのですが、やはり原爆というのは
大きく戦争という中で捉えられなければいけないし、
原爆と原爆投下後の核兵器開発の歴史、
現在の核拡散は切り離されてはいけません。
そのような意味では被爆者のみなさんの証言は
当時の惨状を伝えるだけでなく、
過去と現在をつなぐものでもあるはずです。
そんなことを実感した報告会でした。
7月11日(土)
SAY-Peace Projectの定例会での報告
SAY-Peace PROJECT(セイピースプロジェクト)は、
〈アジア×若者×平和〉をキーワードに集まった10代・20代の若者たちによる平和NGOです。
軍縮平和・歴史認識などをメインテーマとして
様々な研究・情報収集を行ったり、
スタディーツアーなどを企画したりしています。
同じ関心を持つ若者に向けたプレゼンテーションは
緊張しましたが同時に非常に有意義でもあったと感じます。
その後の懇親会でも今後どのようなことを
「核問題に取り組む若者」としてやっていけるかどうか
などについて語り合いました。
SAY-Peace Projectのみなさんとは今後も
ぜひ協力して一緒に活動していけたらと感じています。
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