5月27日(水)、スペインのアコルーニャでは、被爆者と平和グループ「ワールド・ウィズアウト・ウォー(WWW、戦争のない世界)」のメンバーが船内で意見交換会を開きました。WWWは、社会環境的な活動を約45ヶ国で行っています。この団体は、核の完全廃絶や軍事費の削減、侵略した土地からの軍隊の撤退や軍縮などを目標に掲げています。
WWWのメンバーでは、より多くの人たちに関心を持ってもらえるように「平和と非暴力のための世界行進」という100日間かけてスペインを歩く企画など数多くの活動を行ってきました。世界各国で活動を展開しているWWWは、ネットワークが大変広く様々な国のメンバーが参加しています。
WWWの代表者は「どんな問題も市民社会が政府に任せるのではなく、自分たちでやろうという強い意志が必要だ。活動のなかで、ボランティアとして自分たちのお金を費やしたり、メンバーが地道に活動意義や内容を人づてに伝えてきたことが今日につながっている」と述べていました。今回の意見交換会を通して、WWWの活動内容やおりづるプロジェクトの意義を広めることができ大変貴重な時間を過ごすことができました。
地元メディアの取材を受けている兒玉さん。即日テレビ・ラジオで放送されていました!
(佐々野桜)
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