5月18日の午後から、ギリシャ・ピレウスで一般参加者と共におりづるプログラムを行いました。アクロポリスの丘やプラカ地区自由散策を行いギリシャを満喫した後、2つのグループに分かれて、学校に向かいました。それぞれのグループには、被爆者の柳生研太郎さんと萩野美保子さんに加え、5名のおりづるパートナーが参加し、文化交流などを行いました。
日本語学校の生徒と一緒に
交流会の際には、日本文化紹介として書道などを披露しました。筆で生徒たちの名前を書いてあげたり似顔絵を描いたりしてあげると大変喜んでいました。ツアー参加者は、「被爆者の人たちと一緒にギリシャ・ピレウスでの貴重な思い出を作ることができた。今までの旅行ツアーでは体験することのできないことだ。」と感激されている様子でした。
クシ二学校は、日本語に興味がある社会人や大学生が通う学校です。交流会には、弁護士や物理学者といった職業をもつ人たちが参加しており、生徒の日本や被爆証言への関心の高さに一行は驚きを隠せませんでした。
おりづるパートナーと一緒に作った紙芝居をつかって証言中
クシ二学校の生徒数名は、毎年自費で広島を訪問し原爆についての勉強を行っています。今年は、8月7日に広島へ来て原爆資料館や平和祈念公園などを訪れる予定があり、日本語学校の生徒と被爆者たちは連絡先を交換して再会を誓い合っていました。
(佐々野桜)
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