3.核廃絶へのいろいろな動き

広島の被爆者から、オーストラリアへのメッセージ

昨日4月13日から15日まで、西オーストラリアのパースで「オーストラリ
ア・ウラン・サミット」が開催されています。また、6月8日には同じくパース
で「国際ウラン会議」が開催されます。どちらも、「西オーストラリア州でのウ
ラン産業の発展」という内容が議論されると思われます。西オーストラリア非核
連合(WANFA)では、これらの動きに対する抗議デモを計画しています。
すでにこのブログでお伝えしているように、横浜に向かって帰航中の第4回お
りづるプロジェクトでは、WANFA代表のデラレイ・モリソンさんやタヒチの
核実験被害者とともに「グローバル・ヒバクシャ・フォーラム」を開催し、これ
以上世界に放射線被害者を生み出さないように連帯しようということが話し合わ
れました。
WANFAの行動に賛同して、第4回おりづるプロジェクト参加者の壷井進さ
んがメッセージを送りました。その内容をご紹介します。(川崎哲)

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オーストラリア、ウラン開発反対に賛同のメッセージ
(2011.4.14)

私たちは日本のNGOピースボートの船上で、2011年1月23日から2月5
日までタヒチ・オーストラリアの人々と共に、グローバル・ヒバクシャ・フォー
ラムを開き、核のない未来への協議をしました。
放射線は、私たちのDNA細胞に含まれる遺伝子を傷つける有害物質であること
を確認しました。そこで、原爆・原発につながる発生源をすべて段階的に止め、
われわれが必要とするエネルギーは、再生可能なクリーン
エネルギー(太陽光、水力、風力など)でまかなうことにし、実践することを誓いました。
今、日本では福島原発が大きな被害をうけ、その規模は、チェルノブイリに必
適するといわれています。高濃度の放射線漏れで、多くの人々を危険にさらし、
既に無くなった人もあります。農作物や魚類にも深刻な打撃を与えています。
私は広島で被爆、病に苦しみましたし、母は放射線被爆をうけ、その日に亡く
なっています。そのほか、多くの人々も亡くなり、苦しみを知っています。
放射能の被害をこれ以上増やしてはなりません。原爆・原発の原料になるウラ
ンをこれ以上つくることに反対します。
オーストラリアの人々の反対は、これ以上人類に核被害を与えないことに繋が
る尊い運動です。どうか、頑張ってください。心から応援いたします。

ピースボート第4回「ヒバクシャ地球一周 証言の航海」広島被爆者
壷井 進

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