1.ヒバクシャ証言の航海

おりづるパートナーとして、ヒバクシャ地球一周に関わって

72回クルーズが帰港して、一ヶ月半が経ちました。このクルーズを振り返って、おりづるプロジェクトが自分の船旅の中心にあったことを改めて感じます。

    ピースボートのおりづるプロジェクト

わたしは今回のクルーズに一般参加者として乗船し、おりづるパートナー(おりづるプロジェクトに積極的に関わる一般参加者のこと。以下おりパ)としてプロジェクトに関わってきました。乗船前からこのプロジェクトの存在を知り、東京のピースボートセンターに通っていた友達と一緒におりパとしての活動を始めました。

    ピースボートのおりづるプロジェクト

けれど実際船に乗ってみると、自分がおりパとして何をしていいのかがわからず、なんとなくお手伝いをする日々。そんなときに、高校生平和大使のみんなと出会いました。大きな名前を背負って活動する反面、仲良くなってみると自分と同じように悩める若者なんだ親近感もわきます。堂々とした姿勢に、たくさんの刺激をもらいました。
また、ヒバクシャさん一人ひとりと交流する機会も多くありました。証言の場だけでなく普段の生活の中で彼らに関わることで、被爆証言もより実感を持って聞くことができました。ヒバクシャさんたちは、つらい体験をわたしたち未来の世代のためにと話してくれます。各地で様々な意見や考え方を受け止めながら、それでも自分の主張をきちんと持っているヒバクシャさんの姿勢を強く尊敬して、もっとみんなに彼らの話を聞いてもらいたいと思いました。
核についてみんなと知っていきたい、おりづるプロジェクトを広く認知してもらいたい、もっとヒバクシャさんと身近に話してもらいたい、と船の上でも様々な企画に関わりました。友達に「ヒバクシャさんの話が聞けて本当に良かった」と言われた時は、とても嬉しかったです。

    ピースボートのおりづるプロジェクト

船を下りた後も、おりパとして学んだこと、出会った人を大切にしたいです。今までのわたしは、「まず知ってから」、と「伝えること」を先延ばしにしていました。これからは、いろんな人と互いに伝え合いながら知識を深めていきたいと思います。おりづるプロジェクトの活動を引き続き手伝いながら、学校などの身近な場所で学んだことを伝えていきます。
(72回クルーズ乗船者/おりづるパートナー 瀬戸麻由)

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