11月19日、広島国際会議場で行われた「問われる被爆地・被ばく国の役割ー3.11原発事故を受けてー」にて第1回おりづる参加者の田中稔子(たなかとしこ)さんが被爆体験の報告者として登壇されました。
田中さんは、6歳で被爆した時の経験や、ピースボートでの第1回「ヒバクシャ地球一周 証言の公開」や米国における軍縮専門家キャサリン・サリバンとの証言活動を報告しました。被爆2世である息子さんの健康不安や原爆被害者の認定と福島第一原発事故の福島の被災者を重ねられていました。最後に、平和利用でも核の利用は許されないものであり、自分は被爆体験を伝えていく責任があると決意を述べられました。
被爆体験を語る田中稔子さん
他にも、連載「フクシマとヒロシマ」(中国新聞)の福島現地取材や日本の専門家による報告に加え、ドイツや米国の専門家による脱原発や反核運動についての報告がなされ、多角的な視点で議論されました。
▼中国新聞「被爆地が問う原発 広島でシンポ 内外の識者議論」
http://www.hiroshimapeacemedia.jp/mediacenter/article.php?story=20111121132103588_ja
▼ブログ記事「問われる被爆地・被ばく国の役割-3・11原発事故を受けて」
http://ameblo.jp/hibakushaglobal/entry-11064280081.html
(インターン 藤田)
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