1.ヒバクシャ証言の航海

広島の松井市長、「真実を伝える原点としての広島でありたい」

5月28日、広島の松井市長に面会し、第5回証言の航海について帰国報告をしてきました。

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松井市長に航海中の出来事などを報告する李鐘根さん(写真奥左から3番目)

今回参加した広島被爆者のなかでは最高齢の李鐘根さんからは、ギリシャで証言した際小さな子どもも熱心に聞き質問をしてくれたことなどを話されました。

松長静子さんからはチェルノブイリ訪問のなかで出会った老女が放射線量が強い地域であるにも関わらず、その地で思い出と共に暮らしている様子から生きる強さを感じたことを報告されました。

中村博さんは、ペルーのサン・ボルハ区長さんから歓待を受けたことやキューバのカストロ議長の「証言を本に残すべきだ」と言われたことなどを受け、世界は一つだと感じたと思い出深く話されました。

永島三歳さん、石川律子さんからもそれぞれに思い出や感じたことなどをご報告いただくと、松井市長は、被爆者のみなさんの苦しい体験を自分のものにしてもらうことが大切であり、その役割をみなさんが担っているとその活動への感謝の意を述べられました。
また、今後の継承を市としてどのようにサポートができるかという課題があることをお話しされながらも、真実を伝えるその原点としての広島でありたいと語られました。

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市長(写真前列右)とともに全員で記念撮影

市長との面会は20分の予定でしたが、結局35分程度お話しをすることができました。今後も広島市とともに協力しながら、また新たな取り組みがつくっていけたらと考えています。

面会後には記者会見を行い、記者からのインタビューを受けました。やはり、記者の方々の注目はチェルノブイリなど原発問題に集中しているようでした。被爆者 のメンバーからは世界を回ってみて、日本がどれほど多くの電気を使いすぎているのか、この機会にもう一度生活を見直す必要があるのではといった意見なども あげられました。

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記者会見で感想をお話しする松長静子さん(写真右)

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イタリアで証言し、現地の親子と千羽鶴の交換をしたとお話しする石川律子さん(写真左)

面会のあとは、みなさんと航海の思い出を語り合いながら楽しい夜を過ごしました。

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8月5日には第5回の航海の報告会のため、広島で集まることが決まっています。それまでは各自所属団体や友人向けに報告会をしたり、記者の取材を受けたりすることになります。ですから8月まではしばしお別れと言うで、会の最後にはみなさんお互いの健康を祈りながらの解散となりました。

第5回参加被爆者広島被爆のみなさん、本当におつかれまでした!

(ピースボート 上泰歩)

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コメント

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    2010年と2012年にピースボートの方々が、キューバのカストロさんと会談される記事をキューバのサイトに掲載されているのを拝見して感動しました。
    ゲバラ、カストロさんの活躍を日本語で伝えていく取組をFBで行っていますが、陰ながらご活躍応援しています!

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