4月25日にサウジアラビアにて行われる証言会に出席するために、被爆者の三宅信雄(みやけ・のぶお)さん、杉野信子(すぎの・のぶこ)さんが、本日(23日)夕方、日本を出発しました!
サウジアラビア政府受け入れのもと開催される今回の証言会は、1)政府関係者や専門家、市民へ原爆の被害の実相を伝えるとともに、2)中東に非核地帯/非大量破壊兵器地帯を築いていく機運を高めるために企画されました。
今回証言いただく三宅さん、杉野さんは、昨年9月にピースボートのイスラエル派遣団のメンバーとしてイスラエルを訪問。現地では、被爆の証言活動を行うとともに、ホロコースト生存者や学生、市民らと交流し意見交換を行ってきた実績があります。
すなわち、宗教観対立や核開発競争など紛争の火種を数多く抱える中東地域において、お二人は、戦争被害を証言する被爆者であると同時に、客観的な視点で、対等かつ柔軟に「対話」を促すことのできるピースメッセンジャーなのです。前回同様、今回の証言会にあたり、三宅さん、杉野さんともに日本政府から「非核特使」の委嘱を受けています。
証言会に出席したあとは、サウジアラビアの若者・政府関係者ら約10名とともに現在航海中のピースボート79回クルーズに約一週間ほど乗船し、船内でも証言会やディスカッションなど様々なイベントを行う予定です。
証言経験豊富で勉強熱心な三宅さんと、昨秋証言デビューを果たしたばかりの明るく元気な杉野さんの素敵なコンビ。みなさま、応援のほどよろしくお願いいたします!
※お二人の詳細なプロフィールはこちらから
ピースボート
古賀早織
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