本日(4日)夜、広島市の大手町平和ビルにて「第2回・核兵器の非人道性に関するメキシコ会議の報告とNPDI広島会合への取り組み」というテーマで、ピースボート川崎がお話します。
ご関心をお持ちの方は、ぜひご参加ください。詳細は下記イベント情報をご覧くださいませ。
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「第2回・核兵器の非人道性に関するメキシコ会議の報告とNPDI広島会合への取り組み」
【講演】 川崎哲さん(ICAN共同代表)
講演の後、4月のNPDI広島会合への取り組みを協議します。
日時
2014年 3月 4日(火)18時30分~20時30分
場所
大手町平和ビル 会議室1.2.3
( 広島市中区大手町4- 1-1 電話 082-249-3114 )
資料代
500円
広島・長﨑に投下された原爆による壊滅的で非人道的な被害は核兵器の持つ甚大で制御不能な破壊力と無差別がもたらす惨害を如実に示している。しかし核兵器使用のもたらす壊滅的な人道的結果については、これまで核軍縮及び核不拡散の協議の中心に据えられることはなかった。核兵器爆発のもたらす影響は全世界に及び、爆発による即死や破壊のみならず、社会経済的な発展を阻害し、環境を破壊し、将来にわたって健康、食料、水、その他死活的なリソースを奪うものである。
核兵器爆発の壊滅的影響は、それがどのような状況で使用されたのであれ、十分な対応を行うことは不可能であり、この脅威を取り除くことが全世界の将来を保証する道であり、それを保証する唯一の方法が核兵器を全面廃棄することである。
2013年3月オスローで127ヶ国が参加し開催された「核兵器の非人道性に関する国際会議」を受けて2月13・14日にメキシコ・ナジャリットで第2回国際会議が開催され、核兵器の非合法化に向けて一歩踏み込んだ討議が行われる。
今回の会議には日本政府代表団としてヒロシマ・ナガサキの被爆者をはじめ次世代を代表する高校生などが加わり、多くのNGO関係者も参加し社会フォーラムなどを開催し各国代表に被爆の実相・核兵器の廃止を訴えてくる。このメキシコ第二回国際会議へのNGOの関わりを中心となって牽引したICAN共同代表・川崎哲さんに会議の成果と課題について講演をしていただく。
主催
ANT-Hiroshima :広島県広島市中区上八丁堀8-14 安芸リーガルビル5F
核兵器廃絶をめざすヒロシマの会(HANWA):広島市中区西白島18-4 城北ビル2F 足立修一法律事務所内
連絡先
082-211-3342(HANWA)
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またそれに先立ち、4日午後に広島女学院大学の「Global Studies Peace and Leadership Spring Seminar」というプログラムで川崎が一コマ講義をさせていただきます。この広島女学院のプログラムは「Hiroshima: Beneath the Rubble」というテーマで、原爆と核兵器の問題について世界各国の学生に対して英語で授業をするというものです(プログラムはこちら)。
本日3月4日は「核廃絶運動」がテーマになっており、午前中は米国のキャスリン・サリバンさん(軍縮教育家)、豪州のティルマン・ラフさん(核戦争防止国際医師会議(IPPNW))らがオンラインで講義をします。川崎からは、「新しい核廃絶運動」として核兵器廃絶国際キャンペーン(ICAN)の話などをする予定です。同大学の特任教授をされているスティーブン・リーパーさん(前・広島平和文化センター理事長)のお招きにより講演させていただく本日の講義には、アジアをはじめいろいろな国の学生の皆さんが出席されるそうです。
講義のプログラムはこちらに記載されています。講師陣はこちら。ビデオでも講義の一部が見られるようです。
(ピースボート古賀早織)
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