1.ヒバクシャ証言の航海

船内企画報告『原爆ってなぁに?』『証言報告会 inアジア』

早いもので、第7回「証言の航海」が出航してから3週間が経ちました。船内では、プロジェクト被爆者の皆さんもユースの2人も、それぞれ周りに固定ファンや仲間をつくりながら元気に活動を続けています!

本日は、船内で行っている企画について、おりづるユース特使の浜田あゆみさんに報告してもらいます。
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【4月1日】『ぶっちゃけ企画「原爆ってなぁに?」』

ユース特使浜田あゆみです。

「どうやったら私達の企画に若い人が来てくれるんだ?!」私達プロジェクトメンバーは最近、一番来てほしい若い人がどうやったら私たちの企画に来てくれるのか、とちょっともやもやしておりました。で、数日かけて、「企画を一緒に考えてください」という、企画を考える企画を実施しました。


ユース2名とおりづるパートナーの皆さんの企画会議の様子

そこで出てきたのは、「詩の朗読したい」「映像を見たい」「ぶっちゃけ戦争って何?」などの今更聞けないことを知りたい、という企画案でした。

で、じゃぁすべてやっちゃおう、ということになり、役者である私が中心になって詩の朗読会を開催することに決まり、映像もみなさんから見たいものを選んでもらいました。

そして「ぶっちゃけ企画」です。ユース二人で何のぶっちゃけにしようか、と悩んだところ、私達ユース二人がそもそも原爆とは何ぞや?を勉強し直し、覚えたての知識をぶつける企画をすることに決まりました。若い人は、証言会や戦争のことなど、興味がないわけではないのですが、そもそも何なんだ、ということがわからない。同じ若い目線で同世代の人が一生懸命頑張っているということで、通りがかりの若者を含め、知りたいと興味を持った若者が沢山来てくれました。

私達の企画の内容としては、
原爆の基礎知識(爆風・熱線・放射能)
豆知識編 (放射線と放射能の違い)
広島と長崎で使用された原爆の違い
質問・原爆は日本で作れますか?(原発の核燃料サイクルを紙芝居風にして説明)
質疑応答

という感じでした。

質疑応答では若い青年から「日本は非核三原則があるのに、原爆を作れる状態にあるということについて、みなさんどう思いますか?」との質問が出ました。

とても難しい質問でしたが、同世代の青年が一緒に疑問を持ってくれているということはとても心強く、「技術はある。でも原爆を作らせない」という強い意志を持つことが大切だと再認識させられました。

ぶっちゃけ企画、これからもどんどんやっていこうと思います。もっともっと分かりやすく、もっともっと私達の知りたいことをインプットし、そしてアウトプットできるように頑張りたいと思います!

【4月2日】『証言報告会 inアジア!』

アジア報告会終了しました!
ユース特使浜田あゆみです。
おりづるプロジェクトでは今までブログに書いた通り、ブルネイ・シンガポール・スリランカで証言会または交流会を行ってきましたが、それらの訪問の報告会を行いました。

報告会には150人近くの方が見に来て下さり、ヒバクシャと私達ユース二人でそれぞれパートに分かれて、証言会・交流会の場所やオーディエンスの反応、質疑応答などの内容を含め、私達それぞれの感想も述べました。そしてスリランカで証言を行った坂田尚也さんはまだ船内での証言会を行っていなかったこともあり、ぜひ船内の人にも聞いて頂こうということで、坂田さんの証言を行いました。


三瀬清一朗さんが全体司会をつとめました


質疑応答の際はプロジェクトメンバー10名全員が
ステージに登場。とても有意義な時間となりました

船内報告会に参加して下さったみなさまにアンケートをとったので少しだけご紹介します。

「参加国での被爆した経験の反応をとても知りたかったので、それぞれの国での貴重な話を聞かせてもらって、有意義な時間でした。これからの活動、体力に十分お気をつけて続けられてください」

「核は非人道的と聞きます。自分は幸せな事に”人の死”ということに直面することが少ないです。原爆の話、虐殺の話、いろいろ聞きますが、頭で理解していて感情的になることが少ないです。そこでヒバクシャの方に”生きる”ということは、どういうことか、聞いてみたいです」(24歳男)

などなど沢山の温かい言葉や感想を頂戴しました。

ちなみに今日は船内夏祭りということで船内は鮮やかに着飾った浴衣の人たちであふれました。盆踊りや沢山のイベントがあり、焼きそばやタコ焼き、かき氷なども販売していました。私も買ったばかりの帯と母の25年前くらいの浴衣でウキウキしながら夏祭りに参加しました。

さらに、今日は同じユースである福岡奈織ちゃんの自分の紹介企画を行いました。高校生の頃から、広島で平和活動を続けている奈織ちゃん。自分のこと、自分の活動について語る奈織ちゃんはたくさんの人々の前で堂々と語り、沢山の奈織ファンが増えたようです。21歳の彼女は責任感と使命感に溢れ、たくましく、そして可愛く、企画が終了した後沢山声をかけてもらっていました。奈織ちゃん企画も続行していこうと思っています。


この日は「洋上夏祭り」ということで、浴衣姿で登場!
一段と可愛いらしく凛々しい奈織ちゃん。ファンがいっぱいです

課題はたくさんありますが、地道に頑張っていくしかない。ヒバクシャの方々の体調面を気にしつつ、頑張っていきたいと思います!

(おりづるユース 浜田あゆみ)

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