おりづる被爆者の1人でカナダ在住のサーロー・節子さんが今年の3月28日にダブリンで開催された核軍縮会議 (Disarmament and Non-Proliferation Symposium: Historical Perspectives and Future Objectives) で被爆証言スピーチを発表し、そのスピーチがアイルランドの新聞The Irish Timesに取り上げられました。軍縮会議のテーマは「核軍縮と核不拡散:歴史的観点と今後の取り組み」で、それぞれアイルランド外務省、在アイルランド日本大使館、そしてアイルランドのコルク大学(University College Cork)が主催。サーロー・節子さんはシンポジウムに集まった多くのアイルランド政府の方々や学生を前にスピーチをしました。
サーロー・節子さん(82)
The Irish Timesの記事には節子さんのスピーチの内容と様子が詳しく記載され、彼女の証言スピーチが聞けて「非常に光栄だ」と国務大臣のジョー・コステロ氏からのコメントもあります。広島・長崎の原爆投下から来年で70年。原子力や核軍縮について議論が続く中、世界でも証言を広げている被爆者の心強い姿が伺える記事が掲載されました。
▼The Irish Timesの記事はこちら
英語のみとなりますが、ぜひお読み下さい!
ピースボート・インターン 松本にいな
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