1.ヒバクシャ証言の航海

〜私たちに今できることは?〜第8回報告会@大阪

10月24日、ピースボートセンターおおさかにて、第8回おりづるプロジェクト報告会を行いました。

東京・広島・長崎と行ってきた報告会ですが、証言の航海の帰航後3ヶ月が経ち、改めて大阪の地でも第8回ドキュメントフィルム『過去と今の対話 I was her age』を上映しながら、対話の場を作りました。

当日は老若男女、第8回証言の航海に関わったおりづるパートナーや被爆者のメンバーのご友人、そしてこれからの船旅に参加する方々が15名ほど集まりました。

第8回に通訳として関わった、山本直美さんからおりづるプロジェクトや被爆の実相について紹介し、映像を鑑賞。

フィルムの上映中、涙を流しながら鑑賞している方も。
フィルム鑑賞後は、今回の旅に同行した担当スタッフ中田から、被爆者と共に旅をした当事者として感じたことをお話させて貰いました。

今回の報告会は、これから地球一周する方も多いということで、参加者同士が対話を通して交流や意見交換できるように、<フィルムを見て感じたこと>や<自分にできることは何か>などのテーマで対話する場作りをしました。

対話を行う中で興味深かったのは、普段から接している方同士が「今までは真剣な話をすることはなかったが、このドキュメンタリーを観て初めてお互いに戦争や被爆に関心を持っていることがに分かった」と仰っていたり、「特攻について興味を持っていたが、被爆体験のことももっと知りたい」という声が出たこと。

また、全体での感想共有で、第8回おりづるパートナーとして関わった若者が、「船内では朗読体験や被爆者との生活を通して多くのことを学んだが、普段の生活に戻ったいま、自分にできることを模索している」と素直な胸の内を話してくれました。
そんな彼は、何ができるか分からないながら、このイベントの為にわざわざ仕事を休み、決して近くはない所から足を運んでくれました。
そんな彼の言葉に、「まずはこうして考える機会を作ることが大事」という声があがります。

<いま自分ができること>をテーマに全員で感想を共有する中、被爆者に実際にお話を聞くこと、こうして観てみた映像のことをインターネットなどを使って紹介や拡散してみる、という具体的にすぐできることがどんどんと出てきます。

大きなことではなくても、知ることや考えるきっかけがある!ということで、ピースボートからも参考の図書やイベントなどを紹介。

イベントの最後には、第8回証言の航海にも参加頂いた、キャスリン・サリバン氏監修のアニメーション「6つの動きで見る核時代」を鑑賞しました。

核とは何なのか、原発や日本のこれからをどうするか、などの声が出ながら、会の終了後にも活発な交流が続いた会となりました。

(ピースボート 中田智子)

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