3.核廃絶へのいろいろな動き

核の先制不使用について

こんにちは。

ピースボートインターンの鈴木です。

今回は、最近話題となっている

「核の先制不使用」について、

ピースボート共同代表の川崎哲さんのコメントが

毎日新聞に掲載されたので紹介します。

ピースボート共同代表 川崎哲

アメリカのオバマ大統領は、核軍縮に向けた

「核政策の大転換」として、相手が核兵器で攻撃してこない限りは

先に核攻撃をしないという核の先制不使用政策などを含めた

新しい政策の採択を検討していました。

これに対して、アメリカのワシントン・ポストは

安倍首相が「北朝鮮への抑止力が弱体化する」と

先制不使用に反対の意を伝えたと報道しました。

安倍首相はこの報道での発言を否定していますが、

先制不使用について前向きなコメントは控えています。

広島を訪問したオバマ大統領と安倍首相

この一連の報道に関して、川崎さんは

「報道自体は誤報なのかもしれないが、

『安倍首相が嫌がっている』という記事が出ても何ら驚かない。

先制不使用政策反対は日本政府の基本的スタンスですから」とコメント。

日本の基本スタンスというのは

2010年のNPTでも顕著に表れています。

2010年のNPTではアメリカの核政策の指針

「核態勢見直し」政策の際にも、

先制不使用を盛り込むかどうかが焦点でしたが、

この時も日本を含む核の傘で守られている同盟国から

反対があり明記されることはありませんでした。

最後に、「本当に核兵器をなくしたいなら今がチャンス。

日本はせめて『先制不使用には反対しません』と言うべきです」

とコメントしました。

核保有国のアメリカが核廃絶に本腰を入れつつある中、

10月には国連第一委員会が、

そして12月には国連軍縮会議が長崎で行われます。

現在、日本は岐路に立たされています。

戦争攻撃で唯一の被爆国でありながら、

核の傘に依存する日本。

わたしが何を選ぶのかを問われています。

▼安倍首相「核なき世界」本気度は?

http://mainichi.jp/articles/20160909/dde/012/010/023000c

ピースボートインターン 鈴木慧南

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