3.核廃絶へのいろいろな動き

8月6日(火) 平和記念式典 広島

みなさん、こんにちは。
おりづるインターンの鈴木 俊平です。

みなさんご存じの通り、広島に原爆が投下された日、8月6日に広島平和記念公園で
平和記念式典が催されました。

$    ピースボートのおりづるプロジェクト
原爆ドーム(広島)

当日は、猛暑にも関わらず、広島平和記念公園は来場者で埋め尽くされました。原爆により家族、友人、恋人を亡くされた方や被爆者の方、また日本人として亡くなった方のために祈りをささげに来た方。平和祈念公園には海外からも多くの方が来場していました。

松井 一實(まつい かずみ)広島市長の言葉から始まりました。松井市長は、原爆がもたらした被害、苦しみから核の非人道性を訴えました。平和な世界を築くには、核による抑止力ではなく、核の廃絶が前提であることにも触れました。

また、現首相からは原爆により亡くなられた方に哀悼の誠を捧げ、その後遺症に苦しむ被爆者の方々へお見舞いを申し上げられました。

しかし、核廃絶への直接的な言及はありませんでした。この日になると、多くの政治家や有識者が哀悼の念を表しますが、日本にあれだけの被害をもたらした原爆および核を公の場で否定する姿は見えません。

ジュネーブで開かれた核不拡散条約(NPT)再検討会議第2回準備委員会において日本は核兵器の非人道性に関する共同表明への賛同を拒否しました。

このような日本政府の態度は、原爆投下のあの日から平和を願ってきた人たちの核兵器廃絶への運動を否定するものではないでしょうか。

松井広島市長はじめ、多くの方が日本政府の態度を批判しましたが、一向に風向きが変わる気配は見えません。

前述のように核による抑止論は、核の存在を肯定しています。世界で唯一の被爆国である日本が核の存在を否定しないのならば、核廃絶の実現は望みようがありません。

原爆が広島に投下されてから68年が経ちました。時が経つにつれ、被爆者の方もご高齢となり、証言をしていただける機会にも限りが見えています。また歳月が流れるゆえに、風化も懸念されています。

原爆がもたらした死者数は、その年だけで20万人以上にも上ります。さらに、原爆の影響による放射能は計り知れない影響をもたらし、その被害は現在も続いています。

人類の進化のために発明された核は、その期待とは裏腹に人類の歴史に深い傷跡と二度と癒えることのない苦しみを残しました。

癒えることのない苦しみを背負いながらも被爆者の方々は戦争の酷さ、原爆の非人道性を証言してくださっています。その方達の努力が、思いが少しでも報われるために、「核のない世界」が早急に実現することを期待し、ピースボートそして おりづるプロジェクトは活動していきます。

非核は世界平和の第一歩です。

多くの原爆死没者へ、そして平和のために祈りました。

$    ピースボートのおりづるプロジェクト
「平和」

(おりづるインターン 鈴木 俊平)

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