筑波大学・横浜国立大学・京都外国語大学などの教員有志や大学生による「被爆者証言の世界化ネットワーク(NET-GTAS)」が、来年1月にキャスリン・サリバンさんをニューヨークから日本に招き、講演・ワークショップのツアーを行うために、資金支援の呼びかけを行っています。クラウド・ファンディングはこちらから。
キャスリン・サリバンさんは、ピースボートが長く、おりづるプロジェクトや地球大学でお世話になっている軍縮教育家です。Hibakusha Storiesというプロジェクトを通じて、米国の高校生らに原爆被爆者の証言に触れる機会を作る活動を精力的に続けておられます。また、被爆者が国連の会議などで発言することをずっと側面支援されてきました。上の写真は、2015年のNPT再検討会議の際に原爆展が行われている国連本部ロビーで撮ったもの。中央がキャスリンさん、その左が日本被団協の田中熙巳さんと、カナダ在住の被爆者サーロー節子さんです。キャスリンさんは近年、サーローさんが核兵器の非人道性に関する国際会議や核兵器禁止条約交渉会議などで発言することをずっと支えてきました。そんなキャスリンさんが日本に来て、日本の学生たちに語りかけることはとても貴重な機会となるでしょう。支援は今すぐ、こちらから。是非どうぞ!
(ピースボート 川崎哲)
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