1.ヒバクシャ証言の航海

東ちづるさんと継承について考える。@船内

もうすぐシンガポールです。昨日からぐんぐん気温が上がり、さっそく日焼けしている人も…。

今日は、水先案内人としてピースボート6回目の乗船をされている 東ちづるさん のことを書きたいと思います。

(水先案内人とは、ピースボートに選ばれたあらゆる分野の専門家の方々のこと。船内で
ワークショップや講義をして下さいます。)

女優であり、一般社団法人 Get in touch の代表をされている ちづるさんは、横浜からシンガポールまで毎日講義や映像の上映会を通して、このような問いかけをされました。

「日常の中で、人生の中で、生きづらいな、と思うことはありませんか? それはどんな時でしょうか?
お互いに違う人間である私たちが、それでも手を繋ぎ、ゆるやかに広い輪を作りませんか。

近くにいる人の言葉にただ耳を傾けませんか。

それぞれの生活や思いは大事にしたまま、この生きづらさをなくすために動いてみませんか。」

1月2日は、ちづるさんが企画し、自らもカメラを回して作られた映画『私はワタシ』の上映会がありました。昨年末から上映が始まった本作はLGBTをテーマに、50人の声を集めたドキュメンタリー。

1月1日にはドイツ国際平和村でボランティアをされた記録映像の上映会&講義もありました。この平和村には戦争で傷ついた子どもが集まり、日常生活をしながらリハビリをしています。

そして、広島出身であるちづるさんとは、「ヒロシマから世界へ」というタイトルの対談もさせて頂きました。今の平和教育の実態や、広島の街のこと、今後のおりづるプロジェクトでやりたいこと、などについて。2月初旬には、原爆をテーマにしたお芝居を参加者と一緒に作って上演することも発表しました。ブラジル在住の被爆者、渡辺淳子さんが乗っていらっしゃる前に芝居で感心ある方の数を増やしておきたいと思います。
対談の後、聴いて下さったいた方が、私は広島の被爆者です、と話かけてくださいました。

ちづるさんのこれまでの活動を少しずつ知り、ことばを近くで聴きながら、こんな言葉を思い出しました。「戦争は突発的なものではなく日常生活の中で誕生する」。

ちづるさんはシンガポールで下船されます。これから、ちづるさんのたくさんの問いかけについて、周りの人たちと考えていきたい。強くそう思います。

※あふれる程の参加者の方々が企画に来てくれました。

文:おりづるユース 森山景

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