奈良新聞を引退後、フリージャーナリストとして活躍されている川瀬さんが「ヒバクシャとボクの旅」の監督である国本監督を取材され、記事になっています。このインタビューは、全7回で毎週掲載されるそうですので、次号も是非お楽しみに!
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金曜インタビュー
「ヒバクシャとボクの旅」を撮った映画監督国本隆史さんに聞く ①:川瀬俊治
8月の釜が崎の夏祭りでの上映会で国本隆史監督の「ヒバクシャとボクの旅」というビデオ作品を見た。被爆体験をどう継承するのかという問題を見据えた秀作だ。今年29歳の若手の映画監督に話を聞いた(このインタビューは7回にわたり掲載されますので、隔週ではなく毎週掲載します)
—映像とのかかわりはいつからでしょうか。
国本 東京の大学時代からです。専攻は社会調査論でして、ビデオを持って、フィールドワークへよく出かけていました。指導教官が、長崎の被爆者の生活史調査を30年以上続けている方で、長崎に行って、被爆された方のお話を伺う機会もありました。卒業論文では、ビデオ作品をつけて提出しました。そのとき作ったのは、2002年のワールドカップの日韓のサポーターの比較研究で、新宿区大久保や韓国へ行き、応援に参加する日本人、在日コリアン、韓国人のサポーターにインタビューをし、30分の映像にまとめたものです。僕が通っていた大学では、映像作品での卒論は初めてでしたが、指導教授が「映像で提出してもいいのでは」といってくださりました。
つづきは、こちらhttp://journalistnetannex.blog74.fc2.com/blog-entry-97.html
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