8月6日、68回目のヒロシマデー。
ピースボート79回クルーズでサウジアラビアからイタリアまで船旅をご一緒した、三宅信雄さんの証言会にフランス人スタッフと一緒に行ってきました。
今回の証言会は、岩波ホールで上映されている2つのドキュメンタリー;
ひろしま―石内都・遺されたものたち
http://www.thingsleftbehind.jp/
ヒロシマナガサキ
http://www.zaziefilms.com/hiroshimanagasaki/
の間に行われたものでした。短い時間ではありましたが、ドキュメンタリーを観た後の証言ということで、大変心に響くものでした。
三宅さんの、相変わらずとっても穏やかな微笑みと語り口。それがゆえに一層核兵器の非人道性を考えさせられたような気がします。
「核兵器を削減していこうという世界的な流れがあることは歓迎するが、核爆弾は一発でも世界を破壊しかねないほどの威力を持つ兵器。だからこそ、削減ではなく『核廃絶』を求めていかなければならない」という三宅さんの発言が印象的でした。
戦争において原爆使用の被害を受けた、世界で唯一の国の私たち。二度と同じことが繰り返されないように伝えて学んで行くこと、これが私たちの責務とミッションなんですね。
(左から ピースボートインターン・フランス出身のNaoil Bendrimia、三宅さん、ピースボートスタッフ・渡辺
★英語でのレポートはこちら
(ピースボートスタッフ 渡辺里香)
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