2014年3月31日の毎日新聞の「人・模・様」の欄で、坂下紀子さんが取り上げられました。エッセイストである坂下さんは2歳の時に広島で被爆しました。被爆のつらさを語り続けていた母は昨年亡くなり「母の代わりに自分が原爆投下の真相を伝えなければならない」と今月、非核特使としてNGOピースボートのヒバクシャ地球一周 証言の航海」に出ました。被爆した当時は幼く、黒い雨を浴びたことも覚えていないと言います。しかし、大人になりだるくてつらい原爆ぶらぶら病にかかってしまった。同世代で、被爆者であるがゆえに差別を受けた人もいると言います。坂下さんの母は娘を被爆させてことに対して「すまんのう、すまんのう」と生涯自分を責めたそうです。坂下さんは「被害者として訴えるのではない。核兵器は一発落ちるただけで地球を破滅させるかもしれない。その恐ろしさと隣り合わせにいる現実を世界の人たちに分かってほしい」と話しています。
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毎日新聞2014年3月31日 人模様
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おりづるインターン 茂木里穂
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