おりづるインターンとして一緒に「おりづるプロジェクト・オンライン」を進めてくれている、インド出身のアンキタ・セゲルさんの思いが、国連軍縮のためのユースのページに掲載されました。
「核兵器をなくすためには、思い出すのも話すのも辛い被爆体験を75年間続けてくれている被爆者に感謝して、その声に真摯に向き合ることが一番の方法!」と。そして「おりづるプロジェクト・オンライン」でそれを実現している、と。
特に、第二回オンライン証言会では、アンキタさんのインドの家族や友人をたくさん招待して木村徳子さんの証言を聞きました。その時に冒頭の挨拶で「私は核兵器についての認識を広げたいという思いから、本オンライン証言会を開催しました。インドは未だ150の核弾頭を保有しています。核兵器禁止条約の発効に先立ち、1945年に起こった戦争の悲劇を二度と繰り返してはならないという意識をインドにいる人々がもってほしいと強く思います。」と話していたのが印象的です。
未だ150の核弾頭を保有するインドの人にも知って欲しい
https://hibakushaglobal.net/2020/12/06/online-testimony_sokaindia
今回の国連のページの3枚目の写真には、アンキタさんのほかにも、ピースボート92回に被爆2世として乗船してくださった東野真里子さん、100回と102回に通訳として乗船してくれた長與茅(ながよかや)さん、そして運営を手伝ってくれている徳永涼子さん、河合由美さんが映っています。このように、オンライン証言会が決定すると、その会ごとに小さなチームを作り、会全体の流れ、証言の内容からスライドショーを送るタイミング、記録の写真やビデオをどのように取るか、このブログに載せる報告書の担当などを話し合いながら進めています。
2020年10月から今までに1000名を超える参加者とつながれたのは、アンキタさんのような人の思いとピースボートの繋がりから生まれたアツい人々の思いのお陰です。
<国連軍縮のためのユースへのリンク>
Homepage:https://www.youth4disarmament.org/spotlight/i-dont-want-be-hibakusha-20
Twitter:https://twitter.com/UN_Disarmament/status/1356273441377292288?s=20
インスタ:https://www.instagram.com/unitednations_oda/
文・渡辺里香