2009年8月30日
船内では様々な船内企画が行われています。
まだ乗船して5日目ですが本日8月30日は3つもの企画が行われました。
まず1つ目の企画は「おりづるを折ろう!」
高校生とおりづるパートナーの若者が中心となって計画を練ってきた
この企画では寄港地などでも使える折り鶴を折ることに加えて、
その由来も知ろうということで、広島の原爆資料館からお借りした
ポスターなども使いながら佐々木禎子さんのお話を
参加してくれたみなさんと一緒に考えました。
午後行われたのは「ヒバクシャと語ろう」
5名程度の小グループに分かれて、1時間じっくり話をしました。
特にテーマは決めず、参加してくれた人が
自由に被爆者の方々と話ができるような雰囲気をつくることを心がけました。
今回のプロジェクトの大きな特徴は被爆者の方々と3ヶ月半という時をすごし、
「あの日、あのとき」の話を超えた個人的な話をたくさん聞かせてもらえること。
そんな場のひとつとしてこの「ヒバクシャと語ろう」が一般参加者のみなさんにとっての
何かのきっかけとなったらいいなと思っています。
夜は昨晩に引き続き「いまさら聞けない 超初級核!!問題②」
今日はアラジンをイメージし、
核問題のテストで赤点をとってしまった高校生をランプから出てきた
妖精が助けるというシナリオでした。
今回はこの企画の担当となった高校生の下村優太郎くんが中心となり、
ほかの高校生とおりづるパートナーと共に、前夜からミーティングを重ね作り上げました
今回も50名ほどが集まる盛況ぶり。
きてくれる人が多いと高校生も勇気づけられます。
今日は「世界の原爆の現状」ということで
地球上に存在する核兵器について、核を巡る国際情勢について勉強しました。
超初級核問題の打ち合わせをするピースボート川崎哲(左)とプロジェクト参加高校生の下村優太郎くん
企画本番の様子。高校生と川崎哲の対話形式で企画が進められます。
(文責:畠山澄子)
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